銀行でいうカードローンとは!?ローンとの違い
一言にローンと言っても、様々な種類があります。ローンには必ず“○○ローン”と何かが付きます。例えば住宅・教育・家電などなどです。このようなローンと、銀行などでよく見かけるカードローンには少し違いがあります。この違いを理解して、自分に合ったローンを見つけましょう。
まず、住宅ローンや教育ローンなどですが、住宅ローンなら住宅を購入する際に必要な費用の為のローンです。新築だけでなく、中古住宅やリフォームなども含みます。教育ローンは学費や入学日など、教育に関する事、家電ならば家電の購入などと、目的がはっきりしているものに利用するローンです。
このローンの特徴としては、目的がはっきりしているという事です。目的の為だけに必要な分だけを融資してもらうローンです。目的に必要な金額が10万円ならば10万円だけの融資になり、それ以上の余分な融資は基本的にはありません。本当にその為だけのローンになります。また、実際に現金を手にすることはありません。
例えば、車を購入する時に、車に乗せるシートやカーナビなどを同時に購入する事もありますよね。車以外に購入するものに対してですが、車屋で同時に購入したものであればローンに含む事は可能な事が多いです。しかし、純正にこだわらなかったり、キャラクター製品などを希望している場合など、車屋以外のカー用品店などで購入する事もありますよね?このような場合は、自動車ローンに車以外の備品にかかった費用を自動車ローンに含む事はできません。
次にカードローンですが、特に目的は必要としていません。何に利用しても良いローンになります。銀行だけでなく、消費者金融などでもカードローンと呼ぶ商品を提供している事が増えています。審査に通れば融資可能限度額が設定され、その範囲の中であれば、何度でも何にでも融資を受ける事が可能になります。
カードローンはカードを発行してもらうローンです。銀行の場合、カードローンを組んだ銀行のATMやコンビニなどの提携しているATMから、いつでも必要な分だけを融資してもらうことが可能になりますので、急な出費などにも安心して利用できます。カードローンは実際に現金を手にします。いわゆるキャッシングのようなものですね。
目的がはっきりしているものに対応するローンがあるならば、そのローンを利用する方が良いでしょう。特に自動車ローンや住宅ローンなどの高額ローンの場合は、総量規制の範囲外になります。カードローンは総量規制の範囲になる事が多いので、高額なローンになる場合ほど、それに対応するローンを探す方が良くなります。それほど高額を望んでいない場合や、急な出費などに備えておきたい場合などにはカードローンでも良いでしょう。
目的を問わずにいつでも融資可能になりますので、他のローンと同時に組んでおくと安心かもしれません。○○ローンには含めないものを購入する時にも便利でしょう。ですが、複数のローンを組むと、それだけ返済も複数になってしまうので大変ですので、しっかり計画を立てて利用するようにしましょう。